カナル型(耳穴に突っ込むタイプ)イヤホンの中では比較的評判の良い
パナソニックのRP-HJE50(通称パナル) を買ってみたのですが、100時間程度エージングをしてもプラスチッキーでシャリつく高音、篭って遠いボーカルに我慢できず改造してしまいました。
パナルの純正チップはよく耳の中に密着します(というかベタベタ張り付く)。外すとき裏返ってしまうことも珍しくない。この密着度の高さが中音の篭りの原因の一つじゃないかと思ってました。
というのも以前
E2c で透明クラゲチップをオレンジスポンジチップに換えたら音の通りがよくなったということがあったからです。そこでやはり定番であるダイソーの幸せの黄色い耳栓を使うことにしました。しかしこの耳栓がなかなか見つからず、結局出張で訪れた地方のダイソーで見つけました。
すでに
KOSS The Plug改造 で黄銅スペーサがシャリ防止に効くことがわかっていたので今回も使用します。今回はM3用長さ6mmを使用します。パナルはPlugと違い筒部分が太いので黄銅スペーサとパナル本体を長さ7mm程度に切断したギボシカバーメスでつなぎます。その上から穴を開けた耳栓をかぶせる、というわけです。耳栓の穴あけは
こちらのサイト で紹介されている通りつぶして5mm径のハトメポンチで空けました。
本体後ろの穴は一応2穴パンチでφ6mmに空けたセロテープを半分に切って塞いでいますが、この穴ダミーらしいですね。なんか音が変わらないなと思ってました。
パナル本体に黄銅スペーサとギボシカバーメスを取り付けたところです。
実際は本体に取り付ける前にスポンジを着けておいたほうがよいです。
こんなかんじ。これはパナルを接続する側から見た画像ですね。結構ぐりぐり押し込む感じです。押し込んだあとに形を整えてパナルに取り付けます。
完成。以前に較べて篭り感が少なくなり、ボーカルも近くなりました。高音もシャリつかずいい感じ。ただし低音がかなり強くなりました。ノーマルPlugには負けますが私のPlug改にはやや勝ってます。スポンジだと多孔質なので完全に密閉しない代わりに振動量の大きい低音は強調されるのかもしれません。
あと、長時間つけていると耳が痛くなります。私の耳穴にはやや大きいようです。
現在はE2c、Plug改のサブといったところでたまに使用しています。コードが短くて絡みにくいのがいいですね。胸ポケに入れる場合などにぴったりです。
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2005/05/18(水) 00:00:00 |
AUDIO
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