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人生は雨の日ばかりじゃない  Ver.2

弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

サッカーよりも大切なものが人生にはある

イタリアのDFマテラッツィに頭突きを食らわし退場になったジダン。

彼にとっても大切な試合だったはずだ。
ワールドカップ決勝戦。自身のサッカー選手として最後の試合。
しかし彼は試合の最後まで留まることなくピッチを後にした。
過去何度かピッチ上でキレたことのあるジダンとはいえ「何か」腹に据えかねることがあった、ということだろう。


ジダンの言い分ではマテラッツィが家族を侮辱したということだ。
読唇術の専門家の見解ではマテラッツィの口元が「売春婦テロリストの息子」と言っているという。
ジダンがアルジェリア系移民であることからの発言とみられている。「お前の姉は売春婦だ」と言ったとする話もある。
今回のワールドカップでFIFAは「人種差別」行為は厳格に罰するという態度で臨んでおり、もし上記のことが事実であればマテラッツィも処罰は免れないだろう。
当のマテラッツィは、姉に関する発言についてだけは認めているようだ。(Yahooスポーツ)

  ジダン発言の一部を認める マテラッツィ選手が伊紙で

マテラッツィはおそらく(それが事実であったとしても)「テロリスト」発言は認めないだろう。
認めればFIFAは彼に処罰を下しそれは32歳のマテラッツィにとっては事実上の引退となる可能性が高い。
当初彼は「シャツが欲しければ試合の後でやるから引っ張るな」と言ったジダンに「俺がシャツを脱がせたいのはお前のカミさんだ。」と言ったと言っていた。
正直ピッチ上でこれもどうかとは思うが、彼に言わせればこんなのは「日常茶飯事」だそうだ。

事の真贋はわからない。が、例え「テロリスト」発言が無かったとしても、(明文化された)ルールに触れなければ何をやってもいい、というわけではない。やってはならないこと、というのがある。
上記のことが事実ならジダンの怒りは理解できる。とはいえ彼の暴力行為がそれで正当化されるわけではない。
それにピッチで暴力を振るえば間違いなくレッドカード。最後の試合を退場で終えるだけでなく、同点の緊迫した状況の中、チームの仲間を不利な状況に晒してしまう。結局PK戦になったとはいえ勝負の流れがあれで変わってしまったことは否めない。
おそらくそのときキレていた彼にはそこまで思い至らなかったのだろう。
彼はこの自称「無教養な男」の挑発に乗ってしまった。
彼がするべきだったのは最後までピッチに立ち、決勝点を叩き込むことだったはずなのに。
だからオレは彼を擁護する気は無いが責める気持ちにもなれない。ただただ残念でならない。

そのことはジダン自身もよくわかっているようだ。


  ジダン「後悔はしていない」(Yahooスポーツ)

「あの場面を見ていた子どもたちに謝りたい。僕の行為は許しがたいものだ。(略)もちろん、あんなことをしてはいけない。何十億もの視聴者の皆さん、そして何百万の子どもたちがあの場面を見ていたんだから、はっきり言いたい。子どもたちに、そして教育者の皆さんにおわびします」
 自分の子どもたちの反応について尋ねられると、ジダンはあれこれ意見してくる人々に先んじて、大切な子どもたちの前で自己批判をしたとのことだ。
「僕にも子どもがいる。自分が何をしたか分かっている。やられっぱなしではいけないと言っているが、あんな暴力行為は許されるべきではない」

 心からの率直な反省の言葉は聞かれたが、その後に後悔の言葉はなかった。この点に関して、ジダンはきっぱりとこう言った。
「僕のしたことを後悔はしていない。もし後悔していると言えば、(マテラッツィの)あの暴言が正しいということになってしまう。そんなことはできない。後悔しているなんて言えない。それに、彼があんなことを言うなんて間違っている。絶対に間違っている」


テニスでは試合中の相手プレイヤーの悪口はそれだけで反則である。そのためテニスの審判は出場選手の使用言語の悪口ワードに精通している必要があるそうだ。サッカーはフィールドが広いだけに審判の耳に届きにくいというゲーム構造上の理由もあるがやはりこうした行為は許されるべきではない。それは差別発言だったかどうか、という以前の問題だ。勝つために言葉で相手を傷つけることが許されてはならない。しかしそれを盾に取った報復行為もまた許されるものではないが。

「サッカーよりも大切なものが人生にはある」と家族の名誉を守ったとするジダンの行為を持ち上げるマスコミも多い。正直クリスチアーノ・ロナウドの挑発に乗って退場になったルーニーとは扱いが雲泥の差(まあ、あれはルーニー自身のせいだと思うが)だな、と思う。
しかし、それには恐らくジダン自身もある意味当惑しているのではないか。

「サッカーよりも大切なものが人生にはある」

その言葉はトレゼゲが言ったように、むしろ自称「無教養男」マテラッツィのためにある。

 「ジズーは顔を上げて大会を去ればいいんだ。あいつ(マテラッツィ)はカップを勝ち取ったかもしれないが、胸を張ることはできないだろう?サッカーよりも大切なものが人生にはあるってことだ」


勝っても負けても取材に応じるおしゃべりで有名なマテラッツィはこの試合後、取材陣に「チャオ」とだけ告げて会場を去ったそうだ。

テーマ:2006年FIFAワールドカップサッカー - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/07/13(木) 22:55:55|
  2. スポーツ
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ジダンの頭突きとMVP

人種差別発言かー。 しかも自分に対するモンじゃなくて自分の愛する人への。きついな・・・。 自他共に「最後の試合」であることが分かってる場所で、あんな終わり方をしたのをを見たときは、マテ兄は一体どんな凄いこと
  1. 2006/07/14(金) 02:04:34 |
  2. 話の話