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人生は雨の日ばかりじゃない  Ver.2

弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

実名の卑怯者

「するーか」って何?  ・・・・って30秒ぐらい頭ひねってしまった。

  「スルー力」を被害者に要求することの残酷さ(la_causette)


匿名の卑怯者さんたちの執拗な攻撃を受けている側に「スルー力」を求める人々って、結局残酷ですね。被害者からの相談を実際に受ける立場の人間からすると、とても血の通った人間の言葉とも思えなかったりします。

 といいますか、そんなことが罷り通っているのは、さすがに我が国ではネット関連でしかありません。もちろん、特に保守を通り越して反動になってしまっている方々の中には、学校でのいじめ問題に関していじめられっ子に耐えることを求める向きも無いわけではないのですが、そういう方々というのは、いじめ問題を議論している最中にひたすら「日教組が悪い」と言い続ける方々の次くらいに怪訝そうな目で見られてしまうのが関の山ですし、学校の運営者が「被害者がスルーすればいい話だから、学校としてはいじめの事実を知っても何らの対処をする気もない」なんてことを言ってしまえば大問題になるし、「いじめにあった生徒に向けられた大量の攻撃的な言葉の中には単なる誹謗中傷や人格攻撃や脅迫的な文言が混じっていたかもしれないけれども、中には真摯な忠告も混じっていたはずだから、そういうのだけを選んで誠実に対応すればいじめは収まったはずである。だから、いじめられる奴が悪い」などととしたり顔で述べる人がいれば周囲の人は可哀相な人を見る目でその人を見るのではないかと思われます。

 ところが、ネット上での誹謗中傷やサイバーストーキング問題になると、とたんに、被害者に対して「スルー力が足りない」という訳のわからない被害者攻撃のオンパレードです。加野瀬さんはネット上で攻撃される側の問題を指摘しているようですが、攻撃される側に問題があれば執拗な攻撃を加えても構わないという「私的制裁肯定論」を認めてしまうと、いじめっ子たちはいじめられっ子の非をあれこれあげつらって自分たちのいじめ行為を得意げに正当化し始めることでしょう。ネット上では「私的制裁」を肯定しつつ、学校での「私的制裁」を否定して見せたところで、そんなものは子供たちへの説得力に欠けることは明らかです。

 ネット上での誹謗中傷問題等で被害者側を非難する方々は、その論理が学校でのいじめ問題でいじめる側の自己弁護に使われることを考えて頂きたいところです。


小倉秀夫弁護士には以前オレのエントリのコメント欄で議論した際に「「いじめ」に関しては安易にいい加減なこといわないほうがいいですよ。」と教えてあげたのに結局理解できなかったらしい。

「いじめ」というのはほとんど人間の業に根ざしたもので、根絶するのは難しいとオレが考えるのは以前書いたとおりだ。
しかし、リアルのいじめは、行為そのものはもちろん、それが「閉ざされたコミュニティ」で行われる、というその「閉鎖性」が大きな問題なのだ。学校、会社・・・特に子どもにとって学校というのは子どもにとって「社会」そのもので、そのコミュニティから疎外されることは「社会的な死」を意味するわけだ。その上隠れているので法的に問題になるような暴力行為や窃盗行為などフィジカルな被害が見えにくくなる、という部分も大きい。個人的には「少年法」などと甘っちょろいこと言ってないで犯罪行為が立件できるような行為についてはガンガンひっくくればいいと思うのだが。
現在「いじめ」がこれほど大きな問題になっているのは近年急に「いじめ」が増えたからというわけではない。オレが子供のころからいじめはあった。見えない部分に隠れていたものが一般社会の目に触れるところに(大量に)表われてきたところで「良識」に照らして責められている、ということだ。

翻ってネットの世界はどうだろうか。
ネットの世界では妥当な主張に対しては賛同のコメントが付き、まともでない主張には批判が付く。
徹頭徹尾プロセスがオープンになっている世界ではこれは当然のことだ。だから一般的にある意見に批判的なコメントが付いたとしても、その意見に賛同する人間がいれば擁護するコメントが付いて賛否両論、ということになる。
小倉氏が問題視するブログの「炎上」にしてもその過程は全くのオープンだ。例えば上村愛子さんのブログの炎上などは上のような状態であり、通常の炎上とは少し毛色が違っていた。
つまりネット上での『炎上』というのは衆人環視の上で起こるオープンなものであり、そこではネットという「社会」の良識が一応働いているということだ。不勉強で申し訳ないが、善良な人々が穏当な内容で運営しているブログ(誓って言うがこのブログもそうだ)が「匿名の卑怯者に受忍限度を超えた執拗な誹謗中傷に晒された」というのは正直な話寡聞にして聞いたことが無い。炎上するブログというのはだいたいにおいてどこかしらに問題があるということだ。
だいたい現在1500万以上あるといわれる日本語のブログで話題になるほど炎上するブログがどれだけあるというのか(かつての小倉氏のブログはそのうちの一つであったといえるが)。「いじめ」と異なり見通しの良いネットでそれだけということはほんとにそれだけ、ということなんだろう。ましてやフィジカルな被害など全く無いわけで。炎上した実名の人はそれなりにリアルでの信用に響いているかもしれないが、それはネットの効用をリアルに持ち出そうというスケベ心を出した結果であって、それはネットそのもののせいではない。

実際、今ネットの世界で困っているのは、特定アジア、民主党、社民党、朝日新聞、東京新聞、一般市民のふりをして投書やTV出演をしてた政治運動家など、リアルの「見通しの悪さ」を利用して世を憚るような活動を行っていた連中ばかりのような気がするのだけど、それはオレの気のせいですかそうですか(棒読み)。

「おまえはいじめに加担している」などと言われれば、大抵の人は良心の呵責に胸に手を当てて自身を省みるものだ。そうした心情に訴えて、かくも性格の違う「いじめ」問題を「ネットでの匿名批判」という自論を振りかざすために利用し印象操作する小倉秀夫弁護士は下品で不快だ。
以前「ディマクコンダ」という氏のエントリで山田幸平氏の功績を引き合いに「匿名批判」をしていた際に「そういうのは下品ですよ」と教えてあげたのだが、結局理解できなかったみたいだ。

では小倉氏が執拗に主張する「『実名』であることによる抑止力」については、実際のところどうなのだろうか?

小倉氏は「匿名による虚偽の「内部告発」に「言論で対抗する」ことの困難性」というエントリで

「私は、N大学の教員ですが、同僚のM教授は、こういったら何ですが頭のできが良くない子供をお持ちの地元の弁護士にこっそり働きかけて、N大学法科大学院に裏口入学させてあげるといって、1人あたり1000万円ものお金をもらっています。しかも、裏口入学させるなんて言うのは全くの嘘っぱちで、1000万円もらえるだけもらってあとは知らんぷりです。騙された弁護士も、『私は息子の裏口入学を画策しました』なんてとても恥ずかしくて言えないから泣き寝入りです。」

などと書いている。これはデマの事例として氏が挙げたものだが、これに対し、小倉氏と面識があり小倉氏がコメント欄の常連(?)でもあるMatimulog管理人の南山大学大学院町村教授はご自身のブログで、

こういうのは嫌がらせだと、前に教えてあげたのだが、結局理解できなかったみたいだね。
イニシャルにすればすべて許されると思っているらしい。

切り捨てている。オレも同感だ。イニシャルにしてようが、こんなの小倉氏と町村氏の関係を知っている人間からすれば嫌がらせ以外の何ものでもない。

小倉氏は特に謝罪などもせずにこの後も平然とコメント欄で執拗に自論を主張し続けている。町村氏が不快感を表明しているにもかかわらず「悪かった」という意識はないようだ。
小倉氏は「実名の人は周りから白眼視されるような行為は控える」と主張するが、実名/匿名かかわらず周りから白眼視されるような行為を「意識せず」行う人はいる、ということだ。
オレが小倉氏を一言で評すれば
「自分に向けられる文言の攻撃性には過剰に敏感だが、自分の(周りに白眼視されるような)発言には極めて無自覚な人」
ということになる。実名だろうがなんだろうが無自覚なものは止められないわけで、「『実名』であることの抑止力」と言う主張も結局眉唾、ということになる。

って教えてあげても理解できないんだろうな、結局。
  1. 2006/11/27(月) 22:00:38|
  2. Webの揉め事とか炎上とか
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2
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夢宮アリカの憂鬱>> | ホーム | <<(当然だが)言論の質は実名であるか否かによらない

コメント

「『実名』であることの抑止力」

これが無いということを抑止力提唱者自らが身をもって示されてくれているわけです。ご本人の主張と裏腹に。これを有言不実行というかどうかは別として。あれほど罵倒や罵詈雑言や当て擦りを長期間反復継続する弁護士ブログも珍しいと思います。町村教授が憤慨(ため息?)するほど。
人員削減の指令に基づき,人員削減委員会と分科会を設置し,広大な事務室を賃借して専従職員多数を雇うような感じを受けます。
  1. 2006/11/28(火) 00:54:19 |
  2. URL |
  3. 某スレROM専 #nLnvUwLc
  4. [ 編集]

>>某スレROM専さん
コメントありがとうございます。某スレにはいつもお世話になってます。
小倉氏の立てるエントリはお題は違えど結論はどれも「何はともあれ匿名は叩かねばならぬ」ですからね(笑)
まあ、周りが何を言っても「理解できない」という点で認知障害に近いものがあるように感じますが(笑)。
せめてクライアントの依頼内容ぐらいは正しく認知してくださるよう今は祈るばかりでございます。
  1. 2006/11/28(火) 01:17:12 |
  2. URL |
  3. zak #-
  4. [ 編集]

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