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人生は雨の日ばかりじゃない  Ver.2

弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

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レイヤーの問題

「実名・匿名」についてはこれまでいくつか書いてきたけどさ、実名原理主義の人に何を言っても結局意味無いんで最近書くの止めてたんだよね。
けど、佐々木俊尚さんがいいこと書いてるのでまとめ的に。

  「実名」と「特定」は別のものだ(佐々木俊尚 ジャーナリストの視点)


 
はい、その通りです。あれ?終わっちゃった。

 リアル世界の世の中の大半は、<実名・特定>だ。仕事や遊びで、ある人と知り合いになるということは、その人の職業や趣味志向、経歴、家族構成を知るということとかなりの部分でイコールになる。もちろん、どこの誰かわからない人とバーで会って喋って、結局それがどこの誰かわからないというようなケースもあるが、どちらかと言えば例外的だろう。

 一方で、たとえばインターネットの匿名掲示板の世界は<匿名・不特定>だ。氏名は明かされず、加えてその人が書き込みしている人間の中でどの位置に存在しているのかも明かされない。もっとも最近の2ちゃんねるは、書き込みしている人のIPアドレスからハッシュされたIDが表示されるため、ある程度は<匿名・特定>になってきている。

 だから実名であるということと、その人が特定できるかどうかということは、イコールではない。

 高野社長は<実名・不特定>の例として、オサマ・ビンラディンを挙げた。確かに実名はわかっているが、どこにいるのかさっぱりわからないという意味では特定されていない。

 しかしこのような例でなくても、もっと身近にも<実名・不特定>はある。たとえば「鈴木一郎」という平凡な名前は、たぶん日本国内には数千人ぐらいいるだろう。住んでいる場所や職業などがわからなければ、「名前が鈴木一郎である」というのは実名は明かしているけれども、しかしこの人がどこの誰であるのかというのは特定されない。これは<実名・不特定>だ。


佐々木氏は実名・匿名 - 特定・不特定 というマトリクスを用いて論を展開する。
全くその通り。異論は無い。

オレはこれを個人情報のレイヤーのとリアル/Webの特性の違いの問題だと考えている。

実名・匿名の問題を掲げるとき、現実の例を挙げて、「同僚や仕事相手に対して匿名で仕事をするわけではありません」的なことを言う人がいるけれどこれは当たり前。
オレの実名(笑)を知っている同僚や仕事相手でも、住所や会社外での活動を知っている人間は少ない。知っているのは基本的に「XXX社のOOOさん」であることだけだろう。仕事をする上で必要なのは「所属」という情報で「特定」出来ればいいわけだから。

もしリアルで仕事関係の人(あるいは全く関係ない第三者)がそれ以上、例えば住所や個人の活動・趣味などという、よりプライバシーの高いレイヤーの情報を知ろうとしても妥当な理由が無い限り通常は難しいだろう。
一方、通常の(リアルに紐付けしていない)Webでの活動においては、会社という「所属」は情報として必要でないレイヤーであるわけで。

それは以前こちらに書いたところのリアルの「見通しの悪さ」とWebの「見通しのよさ」に繋がる部分でもある。このときは人格の切り口についてだったけど個人情報に関してもまた然り。
リアルではその「見通しの悪さ」によって、人は個人情報のうち用途に応じて必要なレイヤーのみを提供しているのであって都度全ての個人情報を晒すわけではない。

ところがWebには「検索」というツールによって個人情報の各レイヤーを一気通貫出来る特性がある。
Webにおいては「実名」がわかるということは同時に必要以上に深いレイヤーの個人情報まで知られてしまう可能性を意味するわけだ。これは危険極まりない。
例え「ビビリ」と煽られようが、リアルと紐付けするメリットのない人が実名を晒す理由は全く無いわけで。

また匿名問題でよく問題とされるのがトレーサビリティの問題だ。
例えば2chなどでは殺人予告をした人間が逮捕されたり、とある程度のトレーサビリティが確保されていることが証明されている。
また個人情報の適切なレイヤーのみを提供するしくみはある程度Web上にも構築されている。
でなければWeb通販などというような商行為が成り立つはずもない。
さらにいえば「顕名」であっても佐々木氏がいうように「言論の積み重ね」が論者を「特定」させるものとして作用している事実もある。
現状である程度トレーサビリティは確立されているわけで「実名・匿名」とは直接の関係は無い。
「実名」そのものがトレーサビリティそのものの担保になっているわけでもない。

さらには佐々木氏が述べているように「検索難度」の問題もある。
オレも以前書いたが、「鈴木一郎さんと阿比留瑠比さんとどちらが特定し易いか?」という問題である。
これは言ってみれば実名という先天的なものによる「差別」ではないだろうか?

つまり彼らが求めているのは「所属」であって、実名ではないのだ。実名主義者ではなく、所属主義者なのだ。「実名主義」「実名が大切」といった美辞麗句の化けの皮を一枚剥げば、その下には「おまえの会社を教えろ。上司にチクってやる」という恫喝が潜んでいる。


これも同じことを以前書いてたりするわけで。そういう風にしか見えないよね。
でも実名原理主義の人はそうではないという。とぼけているのか壊れているのか

しかし、二元論しか理解できない人に、情報にはレイヤーがあり、それを元に[名-特定]のマトリクスを構成してるんですよ、と説明しても意味無いような気がするしなあ。やっぱ書くだけ無駄な気がする。
だっておんなじこと何回書きゃいいんだぜ?
  1. 2008/04/20(日) 22:44:09|
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