昨日の弁護団の記者会見で、僕の解任理由が弁護方針の対立にあったかどうか聞かれて、「それは違う。彼は被告人の信頼を失った。客観的事実と異なる。」と答えたとのことです。
しかし、その「客観的事実」なるものについて、なにも聞かされていないし、なにも明らかになっていません。
しかもその信頼関係を失ったという理由を確認するための接見もさせてもらえません。
最後の接見で、「絶対に辞めないで。今枝先生に最後まで弁護してほしい。」と言っていた被告人の信頼を、その後どうして僕は失ったのか。その過程を教えてくれもせず、それを「客観的事実」として吐き捨てるような姿勢は、被告人の主張についてそれを真実とする弁護団の説得力に跳ね返ってくるようにも思えてなりません。
世間には、安田先生は非常にアクロバット的な策略を弄する、怪しげな弁護士に見えているようです。しかし、僕が見るにですが、非常に基礎に忠実で、普通の弁護士よりもはるかに基礎に忠実な、純粋である意味まじめすぎる弁護士だと思います。
純粋すぎるからこそ、人が色眼鏡で見たら何色にも見えてしまうのではないかと思います。
(中略)
それでも人間を信じ、裏切られても信じ、自分が周囲から何と言われようと自分が愛する人間を護ろうとする、バカな男です。もっと要領よく、もっとずるがしこくなってもいいくらいだと思います。
僕も弁護団にいたとき、安田先生からの愛情を感じました。
山口県光市の母子殺害事件で、男性被告(27)=事件当時(18)=に死刑判決が出たこと受け、被告側の弁護団は22日、広島市内で記者会見し、「極めて不当な判決」と述べた
(中略)
安田好弘弁護士「最高裁の判決に忠実に従った極めて不当な判決だ。証拠の評価方法は基本的に間違っている。弁護団では、自白ではなく客観的事実からその信用性を見直して吟味すべきだと主張していた」
《安田弁護士は殺害方法の鑑定結果など、時折身ぶり手ぶりを交えながら、判決の事実認定について批判を加えた》
「加害者が右手で逆手で押さえたものとしか認定できないにもかかわらず、裁判所は逆手であることを全面的に否定した。こういうふうな認定はあちこちにあった。被告人の新供述は死刑をまぬがれるためにやった虚偽の供述と断定しているが、事実と反している。むしろ彼はひとつひとつ事実について思いだして、記憶に忠実に話してきたんです。死刑を免れるというものではなく、有利不利を問わずすべてを話すという気持ちから話しているのに、裁判所は被告人の心を完全に見誤っている」
村上満宏弁護士「18歳1カ月という未熟な未成年の犯行ということを真正面からとらえていない判決だ」
新谷桂弁護士「ほとんど何も認めてもらえなかった。今日の判決はわれわれの言っていることを理解していない。判決に書いているのはまったくの詭弁(きべん)だろう」
岩井信弁護士「なぜ18歳1カ月の青年がこのような犯行を犯したのかという部分に答えていない判決といわざるをえない」
「ま、しゃーないですわ今更。被害者さんのことですやろ?知ってま。ありゃーちょうしづいてるとボクもね、思うとりました。」
「犬がある日かわいかった犬と出会った。…そのまま「やっちゃった」…これは罪でしょうか」

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Author:zak
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