唐山地震(とうざんじしん)とは1976年7月28日3時42分(現地時間、UTC+8)に、中国河北省唐山市付近を震源として発生したマグニチュード7.8の直下型地震である。市街地を北北東から南南西に走る断層に沿って大きな水平右ずれが発生し、激震によって当時中国有数の工業都市であった唐山市は壊滅状態となった。
この地震による死者は公式記録によれば242,419人を数え、これは20世紀最大の被害である。
中国はヒマラヤ山脈を抱える西部のチベット自治区や崑崙山脈に近い新疆ウイグル自治区付近で地震が多発。中国の報道によると、世界の直下型地震の約3分の1は中国で発生しており、世界有数の地震大国だ。沿岸部での発生は比較的少ないものの、1976年には河北省で直下型の唐山地震が起き約24万人が死亡、20世紀最悪の震災被害となった。
中国は国土の大部分がユーラシアプレート上にあり、インドプレートがユーラシアプレートにもぐり込むチベットや雲南地方でプレート間地震が発生するほか、内陸部では活断層による直下型地震が起きる。
今回の震源地と同じ四川省アバ・チベット族チャン族自治州では33年、マグニチュード(M)7・5の地震で約9千人が死亡した。
一方、沿岸部では地震は少なく、北京や上海などの大都市では耐震構造が不十分な住宅や高速道路などが目立っている。
12日に中国四川省で発生した大地震で多くの死傷者が出たことを受け、同国内のウェブサイトでは「北京五輪聖火リレーを中止せよ」という声が出ている。
さまざまなサイトの掲示板で「聖火リレーをやめて、節約した経費で被災者を支援するよう強く求める」「金は使うべきところに使え。国を挙げてお祝いをしている場合ではない」といった投稿があり、これを支持する意見が多い。
ただ、一方で「被災者救援のために聖火リレーを中止しなければならないほど国は貧しくはない」などと主張する反対論も見られる。
中国・四川大地震の被害が拡大していることを受けて、北京五輪組織委員会は、14日に江西省瑞金で行われる聖火リレーから式典の簡素化などリレーの規模縮小に踏み切ることを13日明らかにした。
組織委によると、国を挙げて被災地の救援活動にあたっている状況を考慮し、リレーの安全を優先させた。特に歌や踊りなどでリレーを彩っていた出発式典を簡略にする。来賓などのスピーチも短縮し、第1走者がスタートする前には式典参加者全員で地震の犠牲者に1分間の黙祷(もくとう)をささげるという。
スタートからゴールまでの各地点に募金箱を設置して義援金を募る。「一方有難、八方支援(どこかに困難があれば、四方八方が応援する)」「団結一致、衆志成城(一致団結しみんなが心を合わせればどんな困難も克服できる)」を標語に掲げることで愛国主義を鼓舞し、救援活動を支援するという政治的な狙いも隠されている。
組織委は一方で、甚大な被害に見舞われた四川省で行われる6月15〜18日の聖火リレーは、予定通りに実施する方針を表明した。

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Author:zak
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