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弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

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肥大と硬直

エクアドルがデフォルトしたねえ。そのアオりを食いそうなのがベネズエラ。

  エクアドルと縁の切れ目? 債務不履行ならベネズエラ大損(Bloomberg/Fuji Sankei Business i)

 

 盟友コレア大統領率いるエクアドルがデフォルト(債務不履行)に陥れば、チャベス・ベネズエラ大統領が他の誰よりも痛手を受ける恐れがある。

 エクアドルは最大の輸出品である原油の価格急落で歳入が落ち込んでおり、先週、発行残高5億1000万ドル(約493億円)のグローバル債(2012年償還)の利払いを期間に行わず、30日間の支払い延滞猶予期間を活用すると発表した。

 チャベス政権はエクアドルの信用リスクを負担する仕組み債を保有しており、コレア大統領が債券の支払いを怠った場合、ベネズエラは8億ドルを支払わなければならないという。コレア大統領とチャベス大統領は3カ月ごとに会談し「21世紀の社会主義」を信奉する仲だが、万一、ベネズエラが損失を被るようなことになれば、両者の関係がぎくしゃくするかもしれない。

 コレア大統領は米イリノイ大学で経済博士号を取得したエコノミスト。2006年の大統領選以後、債務に「違法性がある」として支払い停止をほのめかしてきた。15日のラジオ演説で、一部の債務に不正があるとする持論を展開、債務監査委員会の仮報告は「ぞっとする内容だ」と語った。

 ベネズエラが保有する仕組み債は複数のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を債券にした「ファースト・トゥ・デフォルト」バスケットと呼ばれるもので、エクアドルやアルゼンチンなどの信用リスクを保証する内容となっている。エクアドルが利払いを履行しなければ、ベネズエラはデフォルトしたエクアドル債を受け取るかわりに、エクアドルの信用リスクを回避する投資家に対し保証額相当を支払わなければならない。

 英バークレイズ・キャピタルのアナリスト、グリサンティ氏(ニューヨーク在勤)は、「エクアドルがデフォルトすれば、コレアにとってチャベスは最大の債権者になるだろう」と指摘、ベネズエラの負担額は8億ドルに上るとみている。

 コレア大統領は憲法改正と貧困層のための支出拡大を公約に掲げ、2006年の大統領選で勝利。今年9月、教育や医療面の支出を削減する前に、債務の支払いを延期する方針を明らかにしている。

 米ゴールドマン・サックス・グループによれば、9月時点でエクアドルの対外債務は、総額100億ドルと、440億ドル規模の同国GDP(国内総生産)の25%弱に相当する。原油による歳入は落ち込んでいるが、ビテリ財務相は14日、政府には翌15日の利払い3000万ドルを期日通り支払う資金はあると言明した。

 国際的な景気低迷と市況商品価格の急落で、新興国の債務デフォルトに対する投資家の懸念は高まっている。(Lester Pimentel、Daniel Cancel)


何か借金の連帯保証人を思い出すが、まあそういうことだよなあ。
チャベスのおっさんも突然ピンチってわけか。それでなくとも世界不況の影響はあっただろうにな。
CDS的な仕組みで保証してたってことは、これまでそれで多少なりとも潤ってたんだろうから仕方がないな。
厳しい反米ぶりで知られる大統領だが、図らずも米国から手痛いしっぺ返しを食ったわけだ。
どうすんのかな。ベネズエラもデフォルトか?そうなりゃ国版連鎖倒産てとこだな。
まあ同情はしないが、社会主義国が資本主義的投機と資本主義的債務保証(こちらもある意味投機だ)によって次々破綻するってのはなんとも皮肉な話だ。

それにしても、真っ先にヤバイことになるのが、アイスランドのように金融で経済が肥大しきった資本主義国家と、その真反対側にある経済が硬直した社会主義国家てのが興味深くもある。
フィードバックが効かないほど肥大した変化量、あるいは硬直によって低下した反応度がそれらをダメにするってことなのかね。

ほどほどのバランスと柔軟性によって保たれる自律性が大事なのは人間の身体だけじゃないんだなあ。
バブルでメタボってる国、あるいはクランチ等で動脈硬化を起こして血の巡りが悪くなってる国は他にもあるわけで、こういうのはまだ続くだろうね。

後はフィードバックそのものがかからなくなってる国もあったっけね。そういえば。
そういうのには深く関わらないのが最善策だとオレは思うんだ。明日はわが身だし。
国は国として自明に存在するものではなく、維持する意志とその実行が必要だってことだから。

その意味では今回のアイスランド経済危機に対テロ法の恣意的運用でなりふり構わず自国民の財産保護に走った英国は正しいんじゃないかな。劇薬ではあったけども。
それだけの対応力はあったということだ。

大局的、長期的に観て、他国の信頼を削ってまでやるのはどうか、という視点は残るけども。激的に効く薬は副作用も大きい。
しかし、利害が相反する椅子取りゲームに確実に勝つには、椅子の数を増やすのでない限り、相手より先に椅子に早く座るしかないわけで。
そのために手段を選ぶかどうかはプレイヤーたる各国家の判断だし、その手段は国家間の力関係に左右される。今回英国は副作用の危険を覚悟しつつ薬効を取ったということで。

日本みたいに借金踏み倒されてヘラヘラしてるのもどうかと思う。これも一つの硬直じゃないか?
日本の融資は、金貸しが感謝されるのは金を貸すそのときだけだ、金の切れ目が縁の切れ目、という視点があまりにも欠けてるように思うし。
実際に経済危機(だけではないけども)という病魔が直接牙を剥いた際に命運を保つだけの対応力と体力を今の日本は備えているのかね。
  1. 2008/12/14(日) 03:17:43|
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