宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小惑星探査機はやぶさのカプセル内で確認された微粒子を回収し、写真を公開した。打ち上げ前後に地球で混入した可能性も高いため、JAXAは今後数カ月かけて微粒子を慎重に調べ、小惑星の物質かどうかを判断する。
小惑星イトカワの試料が入っている可能性のある容器は二重構造。分析の結果、はやぶさの試料採取装置に直接つながっていた「サンプルキャッチャー」と呼ばれる内筒の内壁に、10マイクロメートル(0.01ミリ)程度の微粒子が2個確認できた。「サンプルコンテナ」と呼ばれる外筒の底には、肉眼で見える1ミリ程度の粒子が10個以上見つかった。今後、サンプルキャッチャー内をさらに詳しく調べる。
採取した物質は、事前に地球上で採取した試料と比較するが、JAXAは、カプセルに混入した可能性がある地球上の物質は「数百個はある」とみている。サンプルコンテナの底にあった大きめの粒子について専門家は「宇宙の物質の特徴と異なるようだ」と話しているという。
川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネジャーは同日の会見で「地球上で混入した物質があるのは確実だが、空っぽではなかったことの意味は大きい。一喜一憂せず時間をかけて分析したい」と話した。
相模原市での管制は、大気圏突入の30分前に終わりました。管制室がある建物の一室に、はやぶさが帰還するオーストラリアからの動画中継を映すスクリーンが設置され、最初はそこで皆と一緒に見るつもりでした。はやぶさが燃え尽きることは、何年も前から決まっている運命。ところがどうしても安らいだ気持ちでいられなくなり、自分の部屋にこっそり移動しました。
《パソコンを開き、動画を見つめた。長年育て上げたはやぶさが、光り輝きながら散っていく。こみあげるものを抑えられず、涙がこぼれた。「クール」と評されるリーダーの涙》
心の中で「ありがとう。よくやったね」と。後の作業があり、研究室にいた時間は5分ほどだったと思います。
《その直前、はやぶさに送った最後の指令は、地球を撮影することだった》
小惑星イトカワの試料が入っている可能性があるカプセルを分離すると、機体の姿勢が大きく乱れます。一方、大気圏突入まで残された時間は3時間。その間に、機体のカメラが地球に向くタイミングを待たねばなりません。何枚撮っても、うまく地球が入らない。地球が写ったのは、最後の1枚だけでした。
《満身創痍(そうい)のはやぶさを守るため、帰路は不要な機器の電源を切っていたので、動く保証はなかった。だが、カメラは動いた。地球が明るすぎて入った幾多の白い筋の向こうに、ぽっかりと浮かぶ丸い地球の姿をとらえた》
涙でかすむ目で地球を見たような画像でした。やっと、はやぶさに地球を見せてあげられた。母港へ帰ってきた証拠だから、絶対に撮りたかった。「できるわけがない」と言われた小惑星への往復飛行は、はやぶさ自身の協力があったからこそ、達成できたと感じています。
Author:zak
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