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人生は雨の日ばかりじゃない  Ver.2

弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

さらに大食いの二代目ロバ

65nmプロセスのPreslerコアの新世代ペンティアムD9xxシリーズが発表されましたね。
最後のペンティアムってことになるのかな。

プロセス微細化の効果か950の3.4GHzと最大の動作周波数が90nmプロセスの840の3.2GHzより0.2GHz高くなってる。しかしロバの子で触れたようにSmithfieldのシュリンク版なので同じ周波数同士での性能向上はL2キャッシュの増分だけ「ほんの少し」。では消費電力はプロセス微細化の分減っているのかというとなぜか逆に増えているみたい。

きょうは65ナノにシュリンクされた新世代Pentium Dの費用対効果に感心した

従来のIntel 945G、またはIntel 945Pを採用したマザーボードと組み合わせる場合、PreslerコアのPentium Dにおいて動的に電圧を切り替える機能が上手く働かない症状が報告されている。そのため、この機能が関連するEIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)やC1E(拡張版C1ステート)などが上手く利用できない。

というエラッタ(CPU内のバグ)があるのだそうだ。
もっともこれは「バルク版(メーカーPCなどに載るOEM版)」だけでリテール版(CPU単体で売ってるやつ)では直っているらしい。つまりメーカーPCを買うと痛い目に遭うと。
しかしC1Eが関係ない負荷時でも、EIST動作の関係ない920でさえ820よりもおよそ25~35W余計に電気を食っているところを見ると、プロセスの微細化にもかかわらず爆熱の先代よりもさらに爆熱なようだ。リーク電流の関係か。
だいたいIntelのEISTってなんで下限が2.8GHzと中途半端に高いんだろ?AMDのCnQは1GHzまで落とせるのに。そのせいか性能で競合するAthlon64X2よりも(CPU単体でなく)PC全体で三割程度多く電気を食っている。

確かに店頭のD830デモ機の後のケースファンから熱風がごぉーと吹き出てるのを確認したときは、
「うわー、熱。」と思ったけど。
「ファンヒータはただ暖めるだけだが、ペンDは暖めるだけでなく計算も出来てお得。」
というのをどこかで読んだが、今の季節にはオススメかもしれない。

ちなみにこの記事、ほとんどのベンチで920がX2 3800+に及ばないことを列記した挙句、何故か「1万円当たりの性能」なる指標を挙げて、

PrelserコアPentium Dのメリットはやはり、従来のPentium Dと同様の、安い価格設定を背景にしたコストパフォーマンスの高さになる。費用対効果を比べると、とたんにAthlon 64 X2より優れたCPUに変身する。
 とはいえ、絶対性能よりもコストパフォーマンスを重視したい、というユーザーは少なくない。実際、CPUの販売ラインキングなどを見ていても、デュアルコアCPUの中で上位に来るのはPentium D 820だった。その後継となるPentium D 920は、コストパフォーマンスに優れたCPUを求める多くのユーザーにとってよい選択となるだろう。

と結んでいる。何が「とはいえ」なんだろうか?
旧製品より電気食いで爆熱な上、性能は相変わらずイマイチ、っていうのはわかった。
だったらSenpronとかセロリンなんてものすごいコストパフォーマンスいい(分母(価格)が小さいから)ぞ(笑)。そこまでいかなくても1万円代のAthlon64だって相当コストパフォーマンスいいし。
「絶対性能よりもコストパフォーマンスを重視したい、というユーザー」だったら、対応ソフトの少ない今の時期にデュアルコアを積極的に導入する人は少ないと思う。実際に、対応していないソフトでは現行シングルコア最下限3GHzのペンティアム4 630(実売2万円程度)にパフォーマンスで負ける場面すらあるわけで。ローエンドならともかく現在ハイクラスに属するデュアルコアでこの結論には無理があるぞ(笑)。

その上、導入後ずっと3割余計に電気代を払い続ける羽目になるわけで、それってお得と言えるのだろうか(冬は暖房代が安くなるかもしれないが)?
それにこの記事を書くのに何故か、比較用のAthlon64の低周波数グレード(3400+など)を用意できなかったのだそうだ。ペン4は630以上フルに揃ってるのにね(笑)。そんなに入手難か?低クロックの64。3000+あたりはアキバでは確かに品薄だが。コストパフォーマンスを指標にするなら低周波数Athlon64が最右翼になるのではないかとオレは思う。

この算出方法では価格が安ければ安いほど結果が有利になる面もあるのでその点を注意していただきたい。
 なお、今回の評価では比較用のAthlon 64により低いグレード(3400+など)を用意できなかったが、そのクラスのAthlon 64ラインアップが比較データに含まれていれば、Pentium 4に匹敵するコストパフォーマンスが示されることが十分可能であることをお断りしておきたい。

と一応言い訳しているが。それならばその結びはないだろ。「まず結論ありき」か。

だいたい価格を前提に性能を比較するなら920(推定3万円弱)でなくX2 3800+と実勢価格(4万円前後)の近い930を持ってくるべきだろうに。ていうか直接比較しちゃうと・・・。それに、「きょうは65ナノにシュリンクされた新世代Pentium Dの費用対効果に感心した 」なんて言ったところでラインナップで安いのは一番下の920だけだしね(ちなみにアキバの販売価格はご祝儀価格ということもあるのだろうが32000~34000円程度でややお買い得感は薄まっている)。

正直結論がよくわからない(わかっちゃ困るのかもしれない)記事なんだが、
「一部のソフトを除くとパフォーマンスはいまいちだしCPUのバグもあったりして更に爆熱だけどデュアルコアにしては(イニシャルコストは)安いからみんな920買ってね。」
といいたいのはわかった。
920のターゲットユーザーってパフォーマンスはおいといて、どうしても安価でデュアルコアが欲しい人、だと思うんだけど。あと、買わされちゃう人(笑)。だいたい、メーカーPCはほとんど920か930だろうし。しかもバグのってるし。
どう見ても超珍、いや提灯です。大変ありがとうございました。

ちなみにアキバの店員に聞く!「CPU」という記事を読むと、店員さんたちの間ではやはりプレスコとロバは圧倒的に回避傾向なのね。上記の結果では、この傾向は9xxでも変わらなそうだね。

早く来い、コンロ~。というのがライターのホンネでしょう。
しかし、そこでまたヒュンダイが来た日にゃ・・・。

ということでみなさん、これからの季節、暖房器具にもなってコストパフォーマンスの高いセロリンDを買いましょう!・・・・・アレ?

テーマ:コンピュータ関連 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2006/01/06(金) 23:59:51|
  2. インテルと愉快な仲間たち
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