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人生は雨の日ばかりじゃない  Ver.2

弱かったり 運が悪かったり 何も知らないとしても それは何もやらない事のいいわけにはならない そんなzak_mustangプレゼンツなblog

表参道ヒルズお目見え。 - 温故知新 -

表参道ヒルズが本日オープンしたそうだ。

「表参道ヒルズ」11日オープン シンボル継承、集客増

建築家安藤忠雄氏が設計した表参道ヒルズは、六本木ヒルズなどと違い景観を重視した低層の建物だ。建物中央は吹き抜け構造になっており、回廊は表参道の坂道にあわせて螺旋状に傾斜しているなど特徴的な構造になっている。
この建物は以前そこに建っていたある建物の景観をお手本にしたという。

現在表参道ヒルズが建っているそこには以前、旧同潤会青山アパートが建っていた

同潤会というのは関東大震災後、国策により設立された住宅供給を目的とする財団法人で、震災で破壊された木造/レンガ建て建築を教訓として、当時としては非常に先進的だった鉄筋コンクリート造りのアパートを、1941年に解散するまでの間に東京、横浜16箇所に建築した。これらのアパートは当時「東洋一」とまでいわれたそうである。まだ第二次世界大戦前の話だ。

同潤会 - Wikipedia

そのうちの一つが表参道に面した青山アパートだった。人が住んでいたのはもちろんのこと、数々のショップが入居しており、その頃の表参道の顔の一つだった。
オレも何度か入ったことがあった。渋谷-原宿界隈は小学生の頃から東京都児童会館や代々木公園に遊びに行っていたので馴染みがあったし、学生の頃に散策するときなどにちょっと入ってみたりした。時代がかった建物は廊下や階段が薄暗かったりもしたが、そこだけ時間が止まっているような雰囲気があって好きだった。

青山アパートと並んで思い出すのは代官山の八幡通り沿いにあった代官山アパートだ。代官山も好きな町だったので学生の頃暇なときよく散策した。当時たしかロイドフットウェアとかが入っていたかと思う。無味乾燥な都営団地などと違い、そのデザインや配置などにもセンスがあり、建物の息遣いのようなものが感じられた、などと思うのは贔屓目に過ぎるだろうか。

こちらのサイトには新宿区にあった江戸川アパートの写真がある。

同潤会 江戸川アパートメント

「あった」というのはこちらもやはり再開発のため取り壊されたからだ。
代官山アパートも同じように取り壊された。
やはり取り壊された鶯谷アパートは健保の健康センターか何かの正面にあって何年か前に健康診断に行ったときに外から眺めた。
同潤会のアパートはどこも一目でそれとわかる佇まいがあった。

いくら景観に魅力があったとしても住民にとって不都合が多ければ優れた住居とはいえない。
時代の波に晒されて老朽化し時代遅れになったその設備は建替えの必要に迫られていたのだろうか(ただし、構造に関しては取り壊す段になっても問題はなかったのだそうだ。その点においては最近の強度偽装マンションなんかよりもずっと優秀だったのである)。
またその都心の商業地域に位置する立地には、もはやただの集合住宅は存在を許されないのだろうか(公務員の官舎は一等地からどかないくせにね)。
ここ数年どれにも足を運ばずにいたが、知らぬうちに皆取り壊されてしまった。
記憶の中の風景が消え去っていくのは寂しいもんだねえ。

かつて存在した16のアパートのうち、現在残っているのは台東区の上野下アパート、荒川区の三ノ輪アパートの2か所のみだそうである。

テーマ:今日、気になったネタ - ジャンル:ニュース

  1. 2006/02/11(土) 21:48:01|
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